me-yumさんの感想・レビュー

淫らな関係 (B-PRINCE文庫 し 1-2)

著者 : 愁堂れな

• アスキー・メディアワークス (2008年8月7日発売)

オールキャストの淫らシリーズ第7弾。
なのに、なんといっても新キャラの月本葵がその存在感を主張してやみません！
噂だけは何度も出てきてはいた、「最強のゲイ」月本葵。上条の上司で、好みのタイプは上条のようなガタイの良い男・・・だけと思いきや、じつはものすごくストライクゾーンの広い、無節操な人。
今回やっと明らかにされたその実態は、とんでもない破天荒検事でした。
でもかっこいい！！
この存在感、この人、主役喰っちゃってるんじゃぁ・・・。
別の意味でも、攻であるはずの主役達のバックを狙い、いつか喰ってやろうと舌舐めずりしている男なのですが・・・。
セックスアピールが半端なく、今回も軽く2名が犠牲になり、この人、本気になったら上条ひとたまりもないんでは・・・。
作品のすべての攻が、ブルブルと震える姿が、非常に面白おかしく、楽しかったです。
いつもはどこから手をつけてもいい、1巻完結のシリーズものでしたが、こちらの７巻は前巻の完結編なので、6巻「心は淫らな闇に舞う」から読むことをオススメします。

淫らシリーズ（再販のため時系列です。）
1.「淫らな罠に堕とされて 」
2.「淫らなキスに乱されて 」
3.「淫らな躰に酔わされて 」
4.「恋は淫らにしどけなく 」
5.「愛は淫らな夜に咲く 」
6.「心は淫らな闇に舞う 」
7.「淫らな関係 」
8.「淫らな爪痕 」
9.「淫らな背徳 」
10.「淫らな囁き 」

リンク作品「罪」シリーズ

感想投稿日 : 2013年11月19日

読了日 : 2013年11月18日

本棚登録日 : 2013年11月14日