やっと読み終わった!
百両のお金が義理人情や因果応報をめぐりあっちへ行ったりこっちへ行ったり。
「三人吉三」は歌舞伎のなかでも殊に面白い!ヒトとモノとカネがあまりに絡み
合い過ぎて筋がわからなくなりそうなのを、相関図にしてみたりして楽しんだ。
話は無茶苦茶だが、涙を誘い、胸を熱くする。とても現代に通用するものでは
ないが、いっとき無垢な人情の機微に浸るにはいい。浄瑠璃のリズムに乗って
三人の「吉三」のジェットコースター人生が展開される。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年1月24日
- 読了日 : 2017年1月24日
- 本棚登録日 : 2016年8月29日
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