読書会のために再読。昨年アメリカの人種差別の歴史について勉強したところなので、このタイミングで再読し、より深く理解できてよかった。でも、普通に読んでも小説としてめちゃくちゃ面白い。黒人と白人が同じ人間としてふっと心が通じ合う魔法のような瞬間の描き方とか、緩急の付け方、何もかもうまい。著者はこれを書いたきり次の作品を発表してないようだけど、ぜひまた書いてほしい。翻訳も絶妙。「ベビー」は「ベビー」じゃなきゃだめなんだよなあ!!
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年1月29日
- 読了日 : 2017年1月28日
- 本棚登録日 : 2017年1月29日
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