DVサバイバーや摂食障害などにかつて苦しんだ人たちが回復して支援者になる「回復者カウンセラー」数名を取材したノンフィクション。
当事者でなければわからないことは確かにある。
けれどそれゆえの危うさも在るはずで、その辺りも書いてほしかった。
著者の思い入れが強すぎて、「経験者ならわかってくれるはず」という考え一辺倒になっている。
危ういな。でてくる人たちが「当たり」なカウンセラーなのは本当だとしても。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
対人・心理
- 感想投稿日 : 2007年10月16日
- 読了日 : 2007年10月16日
- 本棚登録日 : 2007年10月16日
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