ファンタジーでサスペンスでほのぼのなバディもの漫画。
吸血鬼とか狼とか天狗とか人間とかがいる社会で政治的にゴタゴタしてたり悲劇があったり。
でも盛りすぎ感はなくまとまってる。
これは成長と自己肯定の話かな。
スッキリはしない。
ご都合主義に傾かないもやっとハッピーエンド。
なんだろう、スッキリしないけどスッキリ片付けないことに納得できる。
意味や大義があるわけではなく、それぞれが保身や私情でうごいて弱者はとばっちりをくらう。
その大きなしくみをひっくり返せるわけじゃないけど少し変えたり折り合いをつけたりする、そんな現実味が納得できちゃうしスッキリしない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
フィクション/日本
- 感想投稿日 : 2020年4月28日
- 読了日 : 2020年4月28日
- 本棚登録日 : 2020年4月28日
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