『ブラック・スワン』を見た後に見ると、この作品がいかに時代の先端だったかがわかる。特典映像で今敏監督が言ってたので印象的だったのは、「アニメーションには“映っちゃった”がない」ということ。100%意図的な画面。だけどそれはCGが発達しまくった2011年現在、実写でも可能になった。その例のひとつが『ブラック・スワン』だと思う。ただ、それでもアニメだけの特権ってあって、それがこの作品が古びない理由なんだろうな。
話自体もすごく面白かった。(り)
『ブラック・スワン』とこれはよく比較されるらしいね。まだ『ブラック・スワン』観てないから、コメントできないけど。
犯人のキモヲタが、不気味さをあおるように描かれてるのに、最後に声を聞くと意外に幼い声でびっくりした。でも、幼稚であるがゆえに何をするかわからないってことなのかな、と思った。どんなに不気味でも、中身は幼稚とも言えるけど。
パソコンがまだ浸透してない時代っていうのがやたら懐かしかった。確かに、ああいうガッタガタのHPとかあったわw今のノスタルジーものは、「昭和の風景」が主流だけど、これぐらいの時代を描いたノスタルジーものもアリかもしれない。
ゲオに通いつめてもなかなか借りられない作品だけあった。すごい面白かった。(な)
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- 感想投稿日 : 2011年8月11日
- 本棚登録日 : 2011年9月28日
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