反日・抗日運動は第2次世界大戦以後出てきたものではなく、それこそ有史以来の日本と大陸の歴史から育まれたメンタリティ、もともとの彼らの国民性から生まれるべくして生まれたものだ、との視点。
また著者が説明する、日本の律令制の特異性については「日本の歴史をよみなおす (全) 網野 善彦 著」を併せて読むと面白い。
ただ、なんだか本全体として散漫な印象も少々あり。
それぞれのトピックは興味深いし、納得というか共感できるところは多々あるけれど、論拠が薄いところとか話のつながりが見えないところもあった。
ちょっと感情的な部分があるのかな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年12月9日
- 読了日 : 2012年12月9日
- 本棚登録日 : 2012年11月14日
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