天は赤い河のほとり〔文庫〕 2 (小学館文庫 しA 32)

著者 :
  • 小学館 (2006年10月14日発売)
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本棚登録 : 201
感想 : 9
4

アリンナでカシュガとの戦中、馬に乗って登場し戦局を一変させてしまったところから。

目的があるくせに短絡的で思慮にかけるユーリの行動に呆れつつも読んでしまう。
行き当たりばったりにも程があるし、周囲が都合よく解釈してくれてるだけだからね。

馬とか剣とかどうでもいいとか言ってたのに、アリンナから戻ったらすぐ剣や弓や乗馬の練習を始めるし。
マジで支離滅裂なんだが。。

メロドラマ的なところはとてもキラキラして花が飛んでるけど、ズワ切られる人とか、ズワの最期とかは結構グロい。
ティトの死顔や皮が剥がれたところも怖かったし…
戦や政など駆け引きの部分もあったりして、意外と読み応えがあります。
盛りだくさんというか。

カイルが好きだと自覚したユーリが、それでも現代戻るから気持ちは明かせないと悩み、カイルもユーリには元の世界に好きな男がいるからと自分の気持ちを押し殺しつつ我慢し切れてないところがトキメキますね!

しかし暑い地方だからなんでしょうけど、やたらと露出が高いですね。
戦なのに腕丸出しじゃんとか、正装してるのに乳出てるのではとか気にってしまう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 少女漫画
感想投稿日 : 2023年1月2日
読了日 : 2023年1月2日
本棚登録日 : 2023年1月2日

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