便利に利用されるだけ利用され、最後には消されるのだろう展開から、どう主人公が脱却し、再びフリーランスに戻れるかのかということが本作のテーマであろうなと思って読み進めたのだが、未だ話は終わり切っていない状態で、少々、尻切れトンボ的に話がおわってしまう。本来、交わる筈のなかった某国スパイ組織との因縁も生じ、ターゲットたる武器商人との結末もないため、第3作に繋がっていくのだ取ろうなと思われるのだが、単独な話としてはもう少し話の区切りが付いていた方がすっきりしたのではないかと思う。
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- 感想投稿日 : 2013年7月27日
- 読了日 : 2013年7月27日
- 本棚登録日 : 2013年6月3日
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