事実としての出来事は、
いつでも順序良く進んでいるものかもしれないが、
観念はいつでもあちこちに飛び、
思い出したり忘れたりしながら展開し、
生きる人間の数だけ意志は絡み合い、
世界が構成されていく。
乱れる時間の流れが、
まるで感情と思考の流れのようであり、
個人内のみならず他者との関係性の中で生じる観念を描き、
表現することに成功している作品。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2014年11月23日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2014年11月23日
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