武器としての理系思考

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  • ビジネス社 (2021年3月3日発売)
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武器としての理系思考
武田邦彦

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武田先生のYouTubeを見てるので。内容ほぼほぼ知ってた。

「科学者ならこう考えるはずなのに、こういってるのはお金儲けのためだ」というカラクリは何人かの科学者の意見で知り、その他大勢の科学者を見てなるほどと思う。

自分の意見を持つことも重要だし、新しいデータを見て自分の判断を変えることも重要。

地震予知は政治的理由であって、地震の予知は出来ない。
ダイオキシンは微毒であり、他のものと同様に摂りすぎれば毒になるということ。
高血圧は歳をとれば血管が硬くなるから当たり前のことで、低くしてしまうと他の病気のリスクとなりやすい。
タバコの害は息切れ程度。むしろ発癌性があるものが他の癌になりにくくさせる。
コレステロールは身体になくてはならないもの。善悪は無い。

日本の借金問題は難しいけど理解はしてる。
UFOの話は好き。今の科学の常識の範囲外にいないとは言えないという考え方。霊魂がいるという可能性もある。

大東亜戦争(第二次世界大戦)やその後の世界について、この本で詳しく知れて良かった。植民地化、鎖国など。江戸時代が一番いい時代だったのかも。

宗教や男女平等についての考え方も、ずっとモヤモヤしてたけど、武田先生のおかげでスッキリした。

普通に日本で生活してる1人の人間として、世の中のまやかしをちゃんと見極めていこう。

2023/01/03 読了 (図書館)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年1月3日
読了日 : 2023年1月3日
本棚登録日 : 2023年1月3日

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