20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン (2010年9月15日発売)
3.86
  • (76)
  • (119)
  • (64)
  • (19)
  • (5)
本棚登録 : 1076
感想 : 112
3

TwitterやLang-8など、英語学習法を紹介。書籍の他、オススメのAudio-bookなども。

課題本だったので読みましたが、そうだなー、これだけやればきっとできるようになるよなーが感想です。
著者はもともと受験英語等でTOEIC630 くらいあって、そこから900点越えという状態なので、600点以下です~という人にはちょっとハードルが高い印象があります。
TwitterやLang-8などの新しい(?)ツールでの英語勉強法もありますが、基本的にコツコツ時間を積み上げて勉強しましょうスタイルなので、王道なんでしょうね。

言い方がよくないかもしれませんが「語学フェチ」系の方って時々いるけど、ちょっと近いかも。多分、語学勉強が自体が好きな方じゃないかな。。。
語学って結構時間を積み上げればできる分野だと思うんだけど、時間って結局何かとのバータになっちゃうからな。。。
英語をやりたい目的がはっきりしている人にとっては少し過剰かもしれません。ビジネスで通じる英語!とだけ割り切るならグロービッシュ+αのほうが早道かなという気がしました。
目的によっては読む、書く、話す、聞く、4つすべて同程度上げる必要はないんじゃないかと思う。

この本を読んで一番印象的だったのは、日本人は英語を実用的な目的で勉強するわけだけど、他国人で日本語を勉強している人は「趣味!」という点。
まあ、日本人でも英語が趣味!って人もいっぱいいると思うけどナーと思いつつ、著者の主張も確かに。。と思うところがあります。
カタカナ英語はNG、については多少異論あり、ではありますが、英語ができたほうが世界が広がる、これについてはごもっともですね。

著者のTwitterを見てみると今はラングリッチというオンラインの英会話スクールをされているようですが、TEDを使った英語学習など提案されててこれが面白そうでした。確かにTEDのような内容だったら聞いてみようという気にもなるし。
Audio-Bookを一度試してみるのと、オススメのTED8選を聞いて見るのをやってみたいと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他
感想投稿日 : 2012年1月7日
読了日 : 2012年1月7日
本棚登録日 : 2012年1月7日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする