コップとコッペパンとペン

著者 :
  • 河出書房新社 (2007年4月1日発売)
3.23
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本棚登録 : 181
感想 : 16
1

全く理解不能。
自分の理解力だけで、星の評価をつけていいものか、はなはだ疑問だけれど、giveupしそうになったところからの復活なのでとりあえず、評価は付けておこう。

例えば、街角に立って、そう、例えば駅の改札で人を待っている間、自分を空っぽにして、目に入る人の動きを黙って追っていたら、そこからその人の今日の行動を推測してみたら、そんなことをうわっと一つにまとめてみたような、本?
いや、普通、そんなことは一つにまとまるわけがない。
そこを敢えて。

多分明日にはもう、何を読んだのか、覚えていない。
公衆電話と携帯電話の落とし物と石。

ただ装丁がずるいほどいい。帯のかかり方と非常にマッチしていて好み。タイトルの響きも。
これはきっと騙されるぜ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ものがたり
感想投稿日 : 2021年3月4日
読了日 : 2021年3月3日
本棚登録日 : 2021年3月4日

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