仕事を辞めようか否か悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
生存のみを重視する動物や鳥、虫たちとの比較から、人間がいかに『やめること』にネガティブな印象をもっているかピューリッツァ賞を取った著者が諭します。『やめること』は新たな人生の選択肢であり、希望でもある。でも満ち足りた夢の人生が用意されている訳ではない。
会社やコミュニティから離脱することの恐怖の存在についても漏らさず触れてくれています。
頑張ること、努力することが賛美され過ぎている世の中に警鐘を鳴らしてくれる著書です。
この本を読んで今がやめ時だと決意することは難しいかもしれませんが、紹介されている実在のやめた人達の物語からは希望を感じます。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年7月3日
- 読了日 : 2023年7月3日
- 本棚登録日 : 2023年7月3日
みんなの感想をみる