aとtheの底力 -- 冠詞で見えるネイティブスピーカーの世界

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  • プレイス(Jbooks) (2008年12月1日発売)
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感想 : 41
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最近入社した役員秘書さんが、とっても働き者で、明るくてキラキラしていて、お仕事頼みやすくて、私は「うちの部に来てくれてありがとう(はーと)」と感謝でいっぱいなんであるが、この人、なぜか必要ないのによく英語でメールを送ってくる。受信者全員純ジャパニーズでも、なぜか英語。
そして、文章の中の冠詞の8割が「the」である。あとの2割は無冠詞というか裸。「a/an」の使用率はほぼゼロ・・・
彼女のこと、大・大・大好きなんだけど、メール見るたび、ちょっとだけ、もやもやしちゃうの・・・・

英語ぺらっぺらの人が多い中で、勇気あるぜ、さすが陽キャは無敵だわ、などと思う陰キャな私であるが、やっぱり私も冠詞は自信がない。人のことを言えた義理ではない。

てことで、図書館で目についたこれを借りてみた。

まあまあ良かったです。
ミントン先生の数ページの説明の方が私にはビビビと来たので、インパクトはその本には負けるけど。

少し説明に無理があるところもあった。
でも、これはしょうがないのかも。
特にC/UCは、やっぱり覚えるしかないよね、と思った。
日本人的感覚からすると、「なんでこれが数えられるんだー」と思ってしまうのが多い。著者は一生懸命、理屈を説明していたけど、やっぱり無理があります。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 英語学習
感想投稿日 : 2022年3月8日
読了日 : 2022年3月8日
本棚登録日 : 2022年3月7日

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