1978年11月18日。
ガイアナ共和国バリマ・ワイニソ州のジョージタウン。
教父ジム・ジョーデンにスポイトでジュースを飲まされた信者900人が集団自殺を図るという事件が起きています。
1978年11月15日。
探偵の大塒(おおとや)崇は助手で東大文学部宗教学研究室に在学中だった有森りり子がジョーデン・タウンに行って戻ってこなくなったのでりり子の身になにか危険があったと察知し、後を追って乃木野蒜(のびる)と共にジョーデン・タウンへと飛びます。
以下ネタバレありますので、これから読まれる方はご注意ください。
りり子は無事でしたが、乃木は撃たれて死亡。
そしてジョーデン・タウンの調査団のメンバーが次々と殺されていきます。
りり子はメンバー3人を殺した犯人を推理してみせますが、その後すぐにりり子が殺されてしまいます。
そこでついに大塒が皆の前でこの事件のりり子の推理の間違いと、真犯人を推理し始めますが…。
この推理シーンが非常に長いです。
そして別の本ですが『本の雑誌2023年3月号』の「どんでん返しはネタバレか」でこの本の編集者の新井久幸さんが「この本ではいくら期待のハードルを上げてもらっても、それを上回る”どんでん返し”が待っていることはお約束する」とおっしゃっています。
確かにこの作品のどんでん返しは凄いです。
驚愕のどんでん返しが待っていました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2023年4月16日
- 読了日 : 2023年4月16日
- 本棚登録日 : 2023年1月5日
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コメント 2件
くるたんさんのコメント
2023/04/16
まことさんのコメント
2023/04/17