み～こさんの感想・レビュー

星の輝き(上)

著者 : シドニィ・シェルダン 天馬竜行

• アカデミー出版 (1997年2月20日発売)

超ウルトラスーパー久しぶりのシドニィ・シェルダン。
OLしてた頃、流行ったよね～。
出す本出す本面白くて、新刊で買ってたよな～。
なんか懐かしい。

で、２０年くらい経った今でもアカデミー出版から発行されてて、超訳なんだ～。
ふ～ん。

読んでみて。。。。
こんな幼稚だったっけ？と思った。。。。

相変わらず、今でも美人で頭の回転が早い女性が主人公。
なーんか、何にも変わってないような～
貧しい家の出で、地元にピルを建てたのを契機に、シカゴに進出し、そしてNY。
世界を制覇した不動産開発女王のララが転落するまでのミステリーっぽい小説。

今の時代。本を読む本好きの読者は目も頭も肥えてるから、こういう超訳の本では満足しないと思うのよ～。本の量は相変わらず上・下とあって読み応えがあるんだけど、なんか中身が薄いっていうか、展開が早すぎて、その周りの状況やら背景が分からない。
もっと濃厚に書かれたほうが良いと思うんだけど。。。
下巻になって、やっとミステリな展開になり、犯人は予期せぬ人だったんだけど、ミステリとしはイマイチ。ドラマな小説としても、、、イマイチ。

ま、このスカーレット・オハラのような芯の強い女性というのは格好いいし憧れるけど、なんか読み飽きた。。。
また２０年後に彼の作品を読んでみるかな（苦笑）

感想投稿日 : 2012年11月28日

読了日 : 2011年1月13日

本棚登録日 : 2012年11月28日