自由とは何か: 監視社会と「個人」の消滅 (ちくま新書 680)

著者 :
  • 筑摩書房 (2007年9月1日発売)
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本棚登録 : 245
感想 : 16
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2010 10/19読了。筑波大学中央図書館で借りた。
アクセスログ分析を行う身として、また図書館の利用ログに基づくリコメンデーションや行動ターゲティングについて扱う上で避けては通れないトピックかな、と思い手に取った本。
最初の問題設定が単なる監視社会への違反や違和感表明にとどまっていない(詳しくは引用参照)点に期待を持って読み進めた。
国家のものではない監視の欲望への言及など頷くところ多し。
アーキテクチャ関連では、あとはやはり『CODE』読まないわけにはいかないかなあ、ということも再確認。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 批評・ノンフィクション
感想投稿日 : 2010年10月19日
読了日 : 2010年10月19日
本棚登録日 : 2010年10月19日

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