フェリーニ初期の青春映画。
定職にもつかず、ダラダラと怠惰な毎日を過ごす5人の青年を描いた作品。
一見楽しくバカ騒ぎしながらも、自分の不甲斐なさやなりたい自分になれない青年たちのモヤモヤを上手く描き出している。
ちょっとプレスリー似のファウストは、これからもやっぱり浮気しちゃうんだろうなぁと思うけど、数年後、すっかり強くなったサンドラの尻にひかれていそうだな(笑)。
5人の中でただひとり、旅立っていくモラルドに希望を感じられて、爽やかな余韻が残るラストでした。
(1953年 イタリア/フランス)
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カテゴリ:
1950年代
- 感想投稿日 : 2012年6月28日
- 本棚登録日 : 2012年6月19日
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