五つの傷と同じような考え方に基づいていると思った。
周りで起きている嫌なことは、自分の行動の結果現れていること。だから、自分自身の傷を癒すことが大切で、そのために傷に向き合い、辛かった悲しかった感情を吐き出し、そして相手を許すこと。これが大事なのだと。
そして、それをするにあたって大事なのが、今なお攻撃を受けているのであれば、距離をとること。傷つけてくる相手がいない状況で、ゆっくりと自分の感情に向き合い、相手を許すことで、相手への執着を手放すことができるのだそう。
いくら家族だからといっても同じ人間でないし、同一化してはいけない。
自分は自分。他人は他人。
これは仏陀の哲学にも通づると感じた。
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- 感想投稿日 : 2022年8月17日
- 読了日 : 2022年8月17日
- 本棚登録日 : 2022年8月17日
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