フロイト:無意識の扉を開く (「知の再発見」双書)

  • 創元社 (1992年11月1日発売)
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本棚登録 : 77
感想 : 5
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『人は唯一他人の人生を記録から疑似体験することができる動物である』
七つの習慣より抜粋

フロイトの生涯とその功績を。
そしてそれを生み出すに至った彼の歴史を教科書風に書いてある。
なので本編はフロイトを知る方にはぬるいかもしれない。
ただ本文中に多用される注釈が心を捉えた。

本書は伝記であるため文中要所には年号が書かれてある。
私にもし日本史や世界史に精通していたならばそれと対照することができただろう。そうすることで空間的理解が格段に深められたはずだ。


道を決めたわけでない段階で無駄だと決め付け投げ出す学問はとてももったいないものだ。学生は勉強をしよう。無駄な知識なんてないんだよ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ただの興味
感想投稿日 : 2011年8月21日
読了日 : 2006年10月26日
本棚登録日 : 2006年10月26日

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