家裁調査官は見た ―家族のしがらみ― (新潮新書)

著者 :
  • 新潮社 (2016年7月14日発売)
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本棚登録 : 152
感想 : 14
4

20160718リクエスト

家裁調査官が見たこと知ったことより、臨床心理士でもある著者の
ロールレタリング法の解説のほうが印象に残った。相手に投函はしない手紙を書き、しまっておく。2.3日後、その手紙を相手になったつもりで読む。そしてその相手の気持ちで、自分あての手紙を書く。2.3日後、自分で読み返信…
相手が亡くなっていても、対話の出来る方法。
激情のぶつけ合いから冷静に事態を見つめられるようになり、やがて相手を受け入れる、あるいは自分が相手に受け入れられる、という変化に気づくときがある。
ロールレタリングにより、相手の背景を理解できるようになる。

やったことあるのにうまくいかなかったのは、何度も繰り返し、変化が訪れるまでやっていないからなのか?

とても為になる本。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年7月18日
読了日 : 2016年8月10日
本棚登録日 : 2016年7月17日

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