歴史を振り返りながら、資本主義社会の成り立ちと、その危うさががわかりやすくまとめられていた。
資本主義社会で育ってきて、「金儲け」を考えることは普通のことだと思っていた。
そこで成功した人が富豪になることも当然の仕組みだと、何も疑うことなく生活していた。
無知とは恐ろしい。
p31 『資本家は、労働者という商品を買い、賃金を超える価値を生み出すまで働かせ、この「剰余価値」を「搾取する」ことで儲けている。』
これが今の世の中なのだ。
ハーマン・デイリーが提唱する『定常経済』を実現するために私たちができることは…
これからの未来を生きていく人びとのためにも、深く考えさせられる問題だと感じた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2021年12月12日
- 読了日 : 2021年12月12日
- 本棚登録日 : 2021年12月12日
みんなの感想をみる