図解でわかる 14歳から考える資本主義

  • 太田出版 (2020年11月4日発売)
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本棚登録 : 289
感想 : 21
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歴史を振り返りながら、資本主義社会の成り立ちと、その危うさががわかりやすくまとめられていた。
資本主義社会で育ってきて、「金儲け」を考えることは普通のことだと思っていた。
そこで成功した人が富豪になることも当然の仕組みだと、何も疑うことなく生活していた。
無知とは恐ろしい。
p31 『資本家は、労働者という商品を買い、賃金を超える価値を生み出すまで働かせ、この「剰余価値」を「搾取する」ことで儲けている。』
これが今の世の中なのだ。
ハーマン・デイリーが提唱する『定常経済』を実現するために私たちができることは…
これからの未来を生きていく人びとのためにも、深く考えさせられる問題だと感じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年12月12日
読了日 : 2021年12月12日
本棚登録日 : 2021年12月12日

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