山本「ふみこ」さんの暦だから「ふみこよみ」=素敵な題名♪
(・・・は、本人が考えたわけではなく、あとがきによると「清流出版の高橋さん」命名だそうですが。)
四季折々、12か月の些細な日常を「あそびごころを持って、どこかで手放してきた佳きものをつかまえなおしにいく」・・・ふみこよみ、の題名通り・・・山本ふみこさんがそばにいるかのような、やさしい、そっと季節に寄りそって生活している暮らしぶりがみてとれます。
それから例えば・・・エルマーを読んでいた「ほんの子どもの頃の」山本ふみこさんと「それから20年ほどしてから母親になった山本ふみこさん」、も同じように丁寧に描かれていて、
私自分も「ずっと母親目線」一辺倒じゃなくて
「ほんの子どもだった私」にもどったり、「母親歴6年の私」の目線でエッセイを読めるところも、山本ふみこさんのエッセイの素敵なところです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2013年2月26日
- 読了日 : 2013年2月26日
- 本棚登録日 : 2013年2月24日
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