ふみこよみ ~春夏秋冬暮らしのおと

著者 :
  • 技術評論社 (2012年12月18日発売)
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本棚登録 : 83
感想 : 5
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山本「ふみこ」さんの暦だから「ふみこよみ」=素敵な題名♪
(・・・は、本人が考えたわけではなく、あとがきによると「清流出版の高橋さん」命名だそうですが。)

四季折々、12か月の些細な日常を「あそびごころを持って、どこかで手放してきた佳きものをつかまえなおしにいく」・・・ふみこよみ、の題名通り・・・山本ふみこさんがそばにいるかのような、やさしい、そっと季節に寄りそって生活している暮らしぶりがみてとれます。

それから例えば・・・エルマーを読んでいた「ほんの子どもの頃の」山本ふみこさんと「それから20年ほどしてから母親になった山本ふみこさん」、も同じように丁寧に描かれていて、
私自分も「ずっと母親目線」一辺倒じゃなくて
「ほんの子どもだった私」にもどったり、「母親歴6年の私」の目線でエッセイを読めるところも、山本ふみこさんのエッセイの素敵なところです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2013年2月26日
読了日 : 2013年2月26日
本棚登録日 : 2013年2月24日

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