昔から絵が苦手なのだけれど気になる存在の山岸涼子さん。津山事件が題材になっているという「負の暗示」、恐ろしい形相や滑稽なほどさらっとしてる描写で稚拙な思考の主人公を描き、そのバランスが生々しくてやっぱり恐かった。生い立ちに同情はするけれど、それよりなによりこんなに性関係乱れている村はここだけなんですか。あれじゃ村中きょうだいじゃないですか。誰が誰の子か?みたいなこともあったのでしょうか(笑)そっちも恐いわ。
「黄泉比良坂」演劇のような漫画。読後にタイトルの意味調べたらあの世とこの世の境目の境目の場所の名称なんですね。
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- 感想投稿日 : 2014年7月7日
- 読了日 : 2014年7月6日
- 本棚登録日 : 2014年7月7日
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