財務省のおぞましい実態を白日の下に晒す。すべては自らの目で見、触れた経験が基になっている。著者の身が危ぶまれるような事実も洗いざらいぶちまけられている。世を実質的に牛っているのが財務省。拍手喝采を受けた小泉純一郎氏も財務省との巧みな貸し借りの妙あればこそという事実には戦慄をおぼえる。財務省に加え、政治家の実態、真の日本の財政事情なども生々しく描かれている。ところどころにある太線には滾るような熱血を感じる。妨害に遭い罵倒されながらもあるべき姿を目指し孤軍奮闘する江田氏に心からの拍手を送りたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
社会
- 感想投稿日 : 2012年12月2日
- 読了日 : 2012年12月2日
- 本棚登録日 : 2012年12月2日
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