徳川家康: 組織者の肖像 (中公新書 17)

著者 :
  • 中央公論新社 (1963年6月1日発売)
3.40
  • (0)
  • (2)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 25
感想 : 2
4

かなり古い本だけれども、
読む価値は十分にあります。
なぜならば、歴史では習うことのない
彼の姿を見られるから。

まず決して彼は境遇には恵まれていなかったこと。
あくまでも、最初は秀吉よりも下でした。
そして、悲しい出来事も経験します。
戦乱の世だから仕方ないとしても、
あまりにもむごいことをやらなければならなくなるのです。

彼はその賢さゆえに
天下を取ったといえましょう。
でも、最後は少し急ぎすぎましたね。

確かに天下を取ったものの、
その裏では農民は大変な目にあっていたのは
いうまでもありません。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新書
感想投稿日 : 2015年6月27日
読了日 : 2015年6月27日
本棚登録日 : 2015年6月27日

みんなの感想をみる

ツイートする