エンディミオンの覚醒 (海外SFノヴェルズ)

  • 早川書房 (1999年11月1日発売)
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本棚登録 : 122
感想 : 18
5

壮大な物語が幕を下ろしました。
恐らくあの展開はなければいけなかったのでしょう。
変革には残念ながら「犠牲」はつきものなのですから。

その犠牲のシーンが一番かな。
ハッキリ言って読んでてとびきりきついです。
苦痛がひしひしとこっちに伝わってくるぐらいに。
だけれども、読まずにはいられないのよ。

でもこれ、フィクションのような気がしないの。
ここまでのことではないけど
きっとAIがありとあらゆることを占めていくようになると
起きそうな気がしてならないのよね。

完結はしているけれども
含みがある感じですね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: SF
感想投稿日 : 2019年4月10日
読了日 : 2019年4月10日
本棚登録日 : 2019年4月10日

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