夏少女,きけ、わだつみの声

著者 :
  • 春秋社 (1996年9月1日発売)
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本棚登録 : 11
感想 : 3
5

これは涙が出てしまった…
一応シナリオ集の形式をとっているので
台本のような形となります。

表題作の2つ目の作品が
余りにも強烈。
彼らとて、本来はあるはずの青春があったのです。
ちなみに台本中に出てくる男は
恐らく子孫だったのかな。

タイムスリップしていくのです。
あの時代へ。
逃れようのない戦乱へと
青年たちは巻き込まれていくのです。

最後があまりにも悲しすぎるのです。
そう、あまりにも…

他の2つの作品も
突き刺さる作品です。
忘れてはいけないんだね…
人が憎しみあう、これがいかに
恐ろしいことか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他本
感想投稿日 : 2019年5月14日
読了日 : 2019年5月14日
本棚登録日 : 2019年5月14日

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