『改訂新版 私たちの選んだ子どもの本』で知り、図書館で借りた。
「ナマリの兵隊」・「長ぐつをはいたネコ」収録。
どの作品がアンデルセンの著作なのかわからないくらい、有名なアンデルセン。
私の好きな立原えりかさんもお好きとのことで、あたまの角で気になっている。
奥が深いながらも、子どもに媚びないスリルが味わえた。
「ナマリの兵隊」は、不遇の者がさいごのさいごでそれなりの幸せを掴む、ということなんだろうか。
きれいごとではなく、くらいなかにぼんやりとしたあかりをみるようなお話だった。
「長ぐつをはいたネコ」は、これまでにも絵本をよんだことがあるけれど、すっかり忘れていた。
ものごとを素直に受け入れることは大切だよなぁ、と思った。
ネコの知略がすごくてびっくり。
装丁の絵の雰囲気が幻想的でたまらない、と思っていたら、マーシャ・ブラウンさんの作で、嬉しい驚きだった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
900 文学
- 感想投稿日 : 2015年3月25日
- 読了日 : 2015年3月25日
- 本棚登録日 : 2015年3月20日
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