三千世界の鴉を殺し (2) (ウィングス文庫)

著者 :
  • 新書館 (2000年3月1日発売)
3.57
  • (31)
  • (32)
  • (99)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 337
感想 : 16
5

『三千世界の鴉を殺し、ぬしと朝寝がしてみたい』
不思議に艶事めいた響きを持った哀切なその歌声に、ルシファードの心臓が強く反応した。ドクター・サラディン・アラムート。
密かな逃亡者である彼を、ルシファードは守っていくと決めた。一方サラディンは、無意識のうちに、ルシファードに〈媚香〉を使った自分に驚愕していた。
自分は彼を〈伴侶〉にしたいのか…。
休息にひかれあう二人の気持ちをよそに、辺境の軍基地では日々トラブルがたえない…!!

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2007年6月2日
本棚登録日 : 2007年6月2日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする