岸辺露伴 ルーヴルへ行く (愛蔵版コミックス)

著者 :
  • 集英社 (2011年5月27日発売)
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感想 : 149
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『ルーヴル美術館特別展 LOUVRE No.9』の大阪展があまりにも素晴らしかったので「漫画!買わずにはいられないッ!」と興奮冷めやらぬうちにすぐさま購入。

あくまでも“ルーヴル美術館”が題材となっているため『ジョジョ』の知識がなくとも十分に楽しめる。構成上原作の内容と多少食い違う設定になっているのは仕方ないのかも……。

17歳露伴ちゃんの少しあどけなさが残る表情や少年らしい細っそりした手足に、恭しい口調。そして、まさかの初恋…?!と、なかなかに貴重なエピソードも読めるので露伴ちゃん好きの私にとってはたまらない1冊でした。(それにしてもあのギザギザのヘアバンドはいつから付けているんだろうか…笑)



ルーヴル美術館に展示されている彫刻作品のオマージュで、キャラクターに彫刻と同じポーズをさせても全く違和感を感じさせない。むしろ、自分の作風や世界観に取り込んで、新たな形として魅了してくれる。こんなことが出来る人は本当に荒木飛呂彦先生だけだろうなぁ…!しかも、漫画執筆にあたって、ルーヴル美術館の地下へ実際に消防士さん2人の同伴付きで取材をしたりと、危険を顧みずにリアリティを追求し続ける姿勢もすごい…!

そんな魅力たっぷりな内容が1冊にギュッと凝縮された最ッ高の作品!さらに全ページフルカラーなのもすっごく豪華です。『岸辺露伴は動かない』と一緒に並べて飾りたい!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年4月2日
読了日 : 2017年4月2日
本棚登録日 : 2017年4月2日

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