2013.5.13~27 読了(もらい物の本)
家康が天下を取るまでのエピソードはよく知られている話ばかり。しかし後半は江戸の城下町作り構想や幕府の長期政権化の仕組みづくりが興味深い。江戸城を中心とした”の”の字型で始まっているので現代の巨大都市化を可能にした、という点は説得力あり。また幕府の仕組みでは農政、寺社政策、大名統制、朝廷対策など全てがきめ細かく配慮されていたことが判るが、それもこれも三河時代以来の豊富なブレーンがいたからで信長、秀吉にはそのブレーンがいなかったので直ぐに滅びた、という指摘には納得。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
江戸・幕末・維新
- 感想投稿日 : 2013年5月15日
- 読了日 : 2013年5月27日
- 本棚登録日 : 2013年5月15日
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