うわー、これ好きだなあ。
ファンタジー世界での恋物語はまったく自分のツボだ。
巨大な花の中にある街、奇跡の力持つ大獣(おおけもの)、奴隷としての人々、そして襲い来る天子。
誰も見たことの無い緻密に作り上げられたファンタジー世界は、けれどどこか懐かしさを誘う。
その舞台の中で人と、人ならざる者とが惹かれあっていく様がとてもいい。
なんというか、キミたち子どもかと言いたくなるほど、微笑ましかった^^
いろんな葛藤とすれ違いを乗り越えて、最後には世界の危機に当然のように二人で立ち向かう様は、二人が育んできた絆の強さを見るようだ。
けれど、その戦いが二人を永遠に分かったのか。
誰よりもみんなの幸せを望んだクロアに、幸せが訪れることを願って、下巻を読もう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ライトノベル
- 感想投稿日 : 2019年5月14日
- 読了日 : 2019年5月14日
- 本棚登録日 : 2019年5月14日
みんなの感想をみる