あーなかなか面白かった。
19世紀末の倫敦を舞台にした書籍に纏わるライトミステリー。
その頃のイギリスと言えばジュールベルヌやコナンドイルが魅力的な物語を生み出していた頃だけど、まさにその様なお話を題材にしてミステリーが展開する。
本に関するミステリーと言えば、例えば「ビブリオ古書堂の事件簿」などが浮かぶけど、物語のストーリーが重要なカギを握るという点ではむしろ「文学少女」シリーズと似ているかな。
配役的にはホームズだけど^^
とは言え、いつも通り謎解きにはあまり興味がないので(笑)やっぱり物語の部分に関心が向く。
そう言う意味で寄宿学校だったり、貴族と乳母だったりと、時代の雰囲気が感じられて読んでて心地よかった。
大きな伏線を残したまま一巻は終わったので続きも読んでみたい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ライトノベル
- 感想投稿日 : 2020年1月11日
- 読了日 : 2020年1月11日
- 本棚登録日 : 2020年1月11日
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