一流の人はなぜそこまで、コンディションにこだわるのか? ~仕事力を常に120%引き出すカラダ習慣~

  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2014年11月13日発売)
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"プロフェッショナル・サラリーマン"で評判を取った俣野氏が見出した独立系ダイエットプログラムの提唱者と語らって著書にまとめたもの。

提唱者の上野氏は、サラリーマン時代の激太りをきっかけにさまざまな栄養士の元に日参、3ヶ月で600回という圧倒的な量稽古の末、栄養学の構造的欠陥と、「消化」にフォーカスした独自のコンディション調整法を編み出します。

平たくいうと、栄養学は栄養不足の時代背景から生まれた足し算の思想であり、飽食時代には当たらない。そもそも人はエネルギーの大半を消化に費やしているので、フルーツのうち水分の多いものを主体に消化コストを掛けない食事をすることでパフォーマンスが改善する、というもの。


○実は、人間のカラダにとって1日のうちで一番エネルギーを必要とするのが、通勤列車で立っていることでもなく、ジョギングでもなく、「消化」なのです。…消化するということは、ハーフマラソンを2時間以内で走るのと同じくらい体力を使います。

○フルーツは他のものと胃の中で混ざると酸化が始まってしまいます。よく切ったリンゴを放置しておくと、どんどん黒くなっていきますよね。それと同じ状態が胃の中で起こっているのです。ですから、ヨーグルトや野菜、コーンフレークなどと混ぜてはいけません。よく野菜と果物を混ぜてスムージーを作る方がいますが、これはNGです。野菜と果物の酵素が違う種類なのに混ぜてしまっては、どちらの酵素も死んでしまいます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ライフスタイル
感想投稿日 : 2014年11月23日
読了日 : 2014年11月23日
本棚登録日 : 2014年11月18日

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