SCIS 科学犯罪捜査班: 天才科学者・最上友紀子の挑戦 (光文社文庫 な 46-2)

著者 :
  • 光文社 (2019年11月12日発売)
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感想 : 16
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著者初読み。
警察キャリアと天才科学者がタッグを組む、いわゆるバディもの。
若くして、妻を亡くした警察キャリアの小比類巻。ある事件をきっかけに大学の同級生であり、20代で天才科学者として頭角を現していた最上と再会し、難解、そして警察として、表に出せない事件を解決していく。
描かれるのは妊娠した男性が殺害された事件、AIが被疑者の殺人事件、そして、脳内に埋め込まれたチップが突然発火し、死亡すると言う謎の事件。
少し前ならば、SFチックな内容で「あり得ない」と全否定したくなるような内容だけど、今の科学だと完全に否定出来ないのが、ちょっと恐ろしい。
最近流行りの科学捜査もの、最上のキャラが軽すぎる、小比類巻の冷凍保存した妻の遺体を愛し続けるなど、物語のポイントがばらけ過ぎてて、どこに重点を置いているのか、イマイチ理解不可能。シリーズ化されるようだが、多分2作目は読まないかな…

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 警察物
感想投稿日 : 2019年12月30日
読了日 : 2019年12月30日
本棚登録日 : 2019年11月30日

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