スマホが学力に与える悪影響を実験結果に基づき淡々と説明している良書。
驚いたのが、「それなりに勉強している+スマホを一日に何時間もいじる」生徒よりも「全く勉強しない+スマホを全くしない」生徒のほうが成績が良いということ。
スマホをいじることで、脳に何らかの悪影響が生じている可能性は高いと思う。
また、影響が大きいのは動画やゲームだと思っていたが、SNSも同等以上に影響が大きいことにも驚かされた。
この本の内容をまとめると、「子供の成績を上げたければスマホを与えるな。子供の前でスマホをいじるな」「スマホをいじるとバカになるぞ」ということか。
満員電車の中で周囲の迷惑を顧みずにスマホをいじる輩や、歩きスマホをしている輩が総じてアホ面をしている理由が何となく分かる本だった。
(追加メモ)パソコンで文章を打つ行為は、脳の活性化には全く役立たない。
脳を活性化させるには、ペンで文字を書くことが有効。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
その他新書
- 感想投稿日 : 2021年1月8日
- 読了日 : 2020年12月30日
- 本棚登録日 : 2020年12月30日
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