広告コピーってこう書くんだ!読本 ※増補新版準備中

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  • 宣伝会議 (2007年5月15日発売)
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「なんかいいよね」禁止令。なぜいいのかを考え続ける。

散らかす(対象についてできるだけ多くの切り口や視点を探す)
⇒えらぶ(受け手にとって本当に意味のあるものはどれ?)
⇒磨く(わかりやすく印象深くする)

ひとつ100本!

あるモノがもつ、いろいろな人やほかのモノとの関係を書きだしていく。
単体でモノは存在してない。

他人のきもちをわかってあげる
「○○が好きなひとはこういう気持ちで好きなんだろうね」

昔の自分のキモチを覚えとく。ほかのキモチを否定しない。

対象物への思考の深さ

短く書け。誰も好きこのんで広告を見ない。そんな人たちをふりむかせるのが使命。
受けてはめんどうくさがり。

流通力、口コミにされやすいもの

「描写」じゃなくて「解決」
自分のペンの力で、いまある状況をなんとか変えてみせよう

世の中の決まり文句をうたがってみる

書き手のよろこびじゃなくて受けてのよろこび

意味で書いて、生理でチェック。

きれいな葉っぱを見つけたら「きれいだね」で終わるのでなく、「どういう木に、どういう幹についていたんだろう」と考える。

クリエイティブとは、他人をよろこばせたり、満足してもらったりするために一所懸命考えて、自分のアタマが汗をかいて、そこから生み出されてきたもの

この広告を見た人が他人にどう伝えるのだろうか考える
受けてもまた発信者である

”いま”の状況を見てるんじゃなくて、3秒後や5秒後の”まわりの動き”を見てる

言いたかったことを言わせてあげる場をつくる
参加性、みんながそれを使って遊べる

他人の幸せのために、他人のお金を使ってやる自分のクリエイティブ

一見地味なように見えても、世の中の人が本当に必要としていて、まだ存在しないものを見つけ出す

正論を表現するときこそサービス精神が必要。押しつけはよくない
受けての現状をまず肯定、その上で彼らの興味と自分が伝えようとしていることの接点を探る

そりゃそうだ=常識、そんなのわかんない=芸術、そういえばそうだね=コピー

そんなのわかんない⇒そういえばそうだね⇒そりゃそうだ

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: advertisement
感想投稿日 : 2011年2月13日
読了日 : 2011年1月27日
本棚登録日 : 2011年2月13日

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