祈りの朝 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2014年7月18日発売)
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感想 : 18
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妊婦である安優海は高校教師だ。
臨月を迎え、産休を取っている。
そんな時、夫が寝言で同じ研究室の女性の名前を呼んだ気がした。
そこから浮気を疑い始め、その相手に会いに夫の職場へ行く。
しかし、同僚の傷害事件や卒業生との再開や、身重にも関わらず次々と思わぬことに引き込まれていく。
何かわからないけれど、安優海の行動に違和感を感じ始める。
ハッキリとは描かれないけれど、東日本大震災に繋がる物語であり、そこで受けた大きな心理的な被害が描かれている。

2018.6.3

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2018年6月3日
読了日 : 2018年6月3日
本棚登録日 : 2018年4月23日

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