死神憑きの浮世堂 (小学館文庫 な 31-1 キャラブン!)

著者 :
  • 小学館 (2018年6月6日発売)
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本棚登録 : 93
感想 : 8
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二度目ましての作家さん。
ゲロ安の家賃で人形修理工房「浮世堂」を営んでいるのが
メインキャラの城戸利市は、小学生の時、幼い弟を目の前で
殺されただけでなく、周辺から弟がいたという事実が消えていく。
両親でさえ忘れていく中、利一は忘れ得ぬ者として
弟の理不尽な死の真相と死神を追い続け、15年目にして
ようやく死神と対峙するが・・・
一方的に有無を言わせず、ただ命を奪うという
理不尽な行為へ利一の怒りが伝染したかのように、
読んでいて震えあがる。それが苦しいのなんのって・・・
続きを読みます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 怪奇ミステリー
感想投稿日 : 2020年1月1日
読了日 : 2019年12月11日
本棚登録日 : 2020年1月1日

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