幼い頃のトラウマから、大切な感情まで忘れてしまうほどに頑なに冷え切った主人公の心。廻りの人たちとの関わりやいろいろな体験によって、自分には見えていなかった本当のことがたくさんあると気付き、頑なな心も少しずつ溶かされていきます。主人公の心の声が物語を途切れさせることなくスムーズに運んでいきます。複雑な伏線とかはないけれど、すっきりしていて、これはこれでいいかな(^^) じんわりな処もあるけれど、全体的にさっぱりした印象。でもその分読みやすいです。まだ入り口のようなので、続きが楽しみ♪
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ファンタジー
- 感想投稿日 : 2014年10月31日
- 読了日 : 2014年10月29日
- 本棚登録日 : 2014年10月31日
みんなの感想をみる