お皿の上の生物学

著者 :
  • 築地書館 (2015年9月9日発売)
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感想 : 14
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文体は語りかけるような口調なので簡単だが、内容は少し化学的な用語があるので理解しにくいところがある。しかし、すべてを理解できずとも、語り口調で食事と化学をむすびつけて身近なものにするという本書は、十分読み物として面白い。また、本書にはうんちくが非常に多く紹介されているので、化学は苦手だという人でもうんちくの箇所は楽しめるのではないだろうか。

KFCのチキンの骨から、ニワトリの骨格標本を作れないだろうかと以前より考えていたのだが、本書ではフライドチキン解剖学として写真つきでそれを再現しており、非常に嬉しくなった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年4月12日
読了日 : 2018年4月12日
本棚登録日 : 2018年4月12日

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