大学4年間の哲学が10時間でざっと学べる (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2019年5月24日発売)
3.33
  • (1)
  • (3)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 144
感想 : 9
4

「哲学」って何だろう? 
歴史的な流れ ひとつの考え方があったらそのあとにそれを翻す考え方が出てきて それを翻すことで新しいものを成立させる? 問いを立てそれをどう説明するかというところから 続いてきた学問? まだうまくは言えないが(うまく言う必要があるのかはわからないけど) 
難しい内容なんだと思うけど 読みやすく書かれていたので楽しく読めた

日々は「問い」であふれている

子どものころ 宗教にはいろいろなものがあるけど「神様」ってひとりじゃないの?って素朴に思ったことを思い出した  信じる神がちがうと価値観も違う? それぞれが我こそが正しいって主張するから争いが生まれる? もともとは同じ神様で 人間が幸福に暮らせるようにって地球を作って 人を作ってくれたんじゃないのかな…って(いま改めて書くと この文の中にもたくさんの論点があるんだろうね)

信じるものを作り出す? これが争いの種になる? 「あたりまえ」とか…ね  常識とか… これもだれかが作り出したもの  それをよくわからないまま常識として認識してしまっているって なかなか…怖いなって思う 

今そういうことを「知る」「考える」ことができるチャンスが訪れたっていうこと はありがたいなって思う

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年9月8日
読了日 : 2023年8月26日
本棚登録日 : 2023年8月26日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする