卒業式まで死にません―女子高生南条あやの日記 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2004年2月28日発売)
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こういうブログとか日記感覚のものに関して評価が甘いなと自分自身で感じますがお許しを・・・
かなーーーーーり前に読んで最近また軽く読み返してみた作品。
この作品で自分はリストカットとか精神疾患とか、
心の傷に対して認識を持ち始めたのですが
やっぱり血を見たいとかそういう理由で自分の腕を切るっていうのは何だか理解出来ない行動なんですよね。
きっと私の人生経験が浅いからわからないんだと思います。
今後生きている間にその感情を理解できる日が来てほしいって思います。
多分、きっと私には見えない世界が見えている人たちなんだと思います。

辛い感情を軽く冗談まじりで書いている部分があって、
そういうとき彼女は強がりたかったのか、
それともただ「書く」という使命から淡々とキーボードを動かしていたのか
今の高校生か、それより前の時代の高校生ってこんなことが日常と隣り合わせだったのかと思うと
なんだか切なくなります。

不自由無い時代に生まれた自分達が、自分自身を傷つけないといけないって何だか不思議ですよね。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2009年1月20日
本棚登録日 : 2009年1月20日

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