いまも談志の夢をみる ~落語立川流、家元と顧問の五十年~

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  • 光文社 (2022年12月21日発売)
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落語立川流の顧問だった吉川潮さんが家元との五十年を振り返って、常にそばに居て家元、談志の一挙手一投足はどれをとってもチャーミングで、日頃発せられる荒い言葉の奥になんとも言えないシャイに満ちた思いが詰まっている。

しかし、談志が亡くなり、吉川氏が顧問を降りてからの一門ともつながりは薄いものに感じられ寂しい思いがする。社長と専務というようなものか、社長が降りればその腹心はスッキリ無くなるものなのか。

まあ、逆に言えば家元がいなくなればともに辞める、そうして良い思い出だけを大切にして幕を下ろす・・・やはり、これが一番良いのでは

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 落語・講談・浪曲
感想投稿日 : 2023年3月6日
読了日 : 2023年7月18日
本棚登録日 : 2023年3月6日

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