ほんわかストーリー。
起伏のある流れではないけれど、日常の小さなあれこれに一喜一憂して生きる人々が、ほのぼのとしていて良かったかな。
誰もが身のうちに持つ悩みや焦り、それを口に出して言えずにいる。
それを話せる相手を主人公のふたりは互いに見つけることが出来たんだねぇ、と、近所のおばさんになったような気分だった(笑。
正直、肉体関係はいらないんじゃね?と思うところもあるけど、自分の思った道を真っ直ぐに進む主人公、日和の姿に誰もが愛しさを感じずには居られないんだろうな。
色んな経験をつんだ大人だって、年若い者から教わることはある。
自らを振り返るための時間に日和にであった陸には、10以上も年下の青年から教わることはたくさんあったんだと思う。
そしてそれは、日和も同じだったんじゃないかな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説/BL
- 感想投稿日 : 2013年5月12日
- 読了日 : 2013年5月12日
- 本棚登録日 : 2013年5月12日
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