普段は、こういう漫画のスピンオフ小説ってあまり興味がなくて、大好きな黒バスの小説も読んでないのだけれど、こちらはディーノさんの過去編がメインとあっては読まない訳には…。跳ね馬ディーノの誕生秘話、思ったよりも重たい結果だった。。。ディーノこんな十字架背負ってマフィアのボスやってんのか。あの明るい笑顔の裏で自分のせいで死を早めてしまった父親のことと、一人前になった自分を父親に見せられず心配させたままこの世を去らせてしまったことを一生後悔してるのか…と思うとせつない。そしてそんなディーノの気持ちを組みながらボスを支える部下達。なんかもう、本当にせつない。ツナのことを何かとサポートするのも、ツナには自分のような失敗をして欲しくないと思ってるんだろうなぁ。リボーンとディーノの間からにじみ出ていた信頼関係に納得がいった。ディーノを導いたことといい、ツナをあそこまで強くしたことといい、リボーンほんとに偉大な指導者。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年8月22日
- 読了日 : 2016年8月22日
- 本棚登録日 : 2016年8月22日
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