テンション高いようでなんか淡々としているんだよなあ。
これ萌え系全般に言えることなんだけど。
どこか描き手も冷めてしまっている時がある。
いやそう見えるのは自分が冷めているからなのか。
冷めても面白いものは面白いけど、これはどうってこともなかったり。
辛うじて積み木は積み上がっている状態。
しかしそれも最後がらがらと崩れてしまう。
この残りページ数だと最後はライバルと少し戦って戦いはこれからENDで終わるかなと思ったところから、わりとがっつりやっている。
最後は相当無謀な締め方な気がする。ここで今まで積み上げてきたものも崩れてしまった。
長寿で酒も普通に飲みかつては切った張ったもあった神様が、いまさらそんな幼稚な考えで人間(神様)的成長したと言われてもねえ。
この世界観とこの手の萌えシリアスはやはり相性が悪いとしか。
最後いい話にしようとしたんだろうけど、決着つけようとせずに可能性だけ弄んでおけばよかったのに。
つうか3年生が生徒会選出ないでしょって言ったら負けかこれは。
わかった上でボケていて後からその方法を考える展開予定ならまだよかったんだけど、それならこの時点からツッコミ入れとかないとなあ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年6月24日
- 読了日 : 2023年6月24日
- 本棚登録日 : 2023年6月23日
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