今作の優れている点としては、やはり物語の展開(戦略の攻防戦)が挙げられる。計算しつくされた展開で、「次は一体どうなる!?」と幾度も思ってしまうほどに先が読めない。月をだまし、Lをだまし、観客までをも騙してしまう物語のち密さには、うまいと言わざるを得ない。
前作と同様に、そんな娯楽性をふんだんに盛り込みながらも、生死・善悪・人間の本質について深く考えさせられる作品となった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2020年12月13日
- 読了日 : 2007年11月27日
- 本棚登録日 : 2020年12月13日
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